個人情報を提供する見返りに現金を受け取ったとして郵便局員ら2人が逮捕された贈収賄事件。わいろを贈った疑いで逮捕された男は探偵の仕事で使うため、複数人の個人情報を集めていたと見られています。

29日夜の帯広郵便局。北海道警察の捜査員による2時間にわたる家宅捜索が行われました。
この郵便局勤務の契約社員、岩佐由理子容疑者(55)は、2026年2月までの2年あまりの間、探偵業の宮下真人容疑者(45)に個人情報を複数回漏らした見返りに7万5千円を受け取った疑いが。
宮下容疑者はその金をわいろとして送った疑いが持たれています。
事件が発覚したきっかけ、それは2月、宮下容疑者が別の邸宅侵入事件で逮捕されたことでした。
侵入事件の被害関係者
「探偵がどこまで許されてどこまでダメなのか素人からすると分からないので、こんなこと(邸宅侵入事件)までするのかなという印象」
余罪などの捜査の過程で不審な送金が確認されたのです。
石黒拓海記者(9月30日・帯広郵便局前)
「2人は古くからの知人どうしで岩佐容疑者は郵便物の収集や配達などの仕事を担当しており、利用者の氏名や住所を閲覧できる状態でした」
岩佐容疑者が宮下容疑者に提供したのは居住者の住所と氏名、そして本当に住んでいるかの実態。

警察によりますと、情報提供にはSNSが使われ、岩佐容疑者の口座に複数回、現金が振り込まれていました。
警察は、宮下容疑者が探偵業で使う目的で個人情報を集めていたとみていますが、2人の認否を明らかにしていません。
警察は、宮下容疑者がほかにも情報を集めていなかったか調べています。







