12年前の早朝 北海道で初めての大雨特別警報
2014年9月11日。
札幌市では日付が変わったころから雨が急激に強まり、午前0時36分に大雨警報、午前1時40分には大雨警報と洪水警報、午前1時55分には土砂災害警戒情報が発表されました。
そして午前5時35分、石狩地方に大雨特別警報が発表されました。その後、午前7時49分に空知地方、午前8時15分には胆振地方にも発表。北海道で初めての大雨特別警報となりました。
早朝、突然、携帯電話から鳴り響いた緊急速報メールの音を覚えている札幌市民も多いのではないでしょうか。
実際、この日、札幌市から送信されたエリアメール・緊急速報メールは計26通。市民約78万人を対象に避難勧告が出され、札幌市が災害対策本部を設置したのは33年ぶりのことでした。

2014年9月11日の雨雲レーダー
この日の雨量は、支笏湖畔で観測史上最も多い276.5ミリ、札幌でも69.5ミリに達しました。支笏湖畔では9日から12日までの総降水量が380ミリに達しています。
札幌市内では幸い人的被害はありませんでしたが、床上浸水7件、道路冠水98件、土砂崩れ9件、河川の氾濫など40件を含む187件の物的被害が確認されました。最大479人が避難所に避難しています。
被害は札幌市内だけではありません。
札幌と支笏湖を結ぶ国道453号では十数か所で土砂崩れや土石流が発生し、道路が寸断。橋も損傷し、通行が回復するまで28日間を要しました。







