執行猶予中に無免許運転182回「賠償金を捻出するため」と弁明も
若本受刑者をめぐっては、刑事裁判の判決後の行動も問題になりました。
2025年4月、タイヤ脱落事故をめぐる刑事裁判の判決で札幌地裁は、「改造は事故の危険性を高めるもので非常に悪質」とした一方、「被害者に対し入院費用200万円を払っているほか、過ちを認めて再び運転しないなど反省をしている」として、若本受刑者に懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
しかし、ことし2月。若本受刑者は、札幌市や小樽市で軽トラックを無免許で繰り返し運転した疑いで逮捕・起訴されました。執行猶予中の犯行でした。
ことし5月の公判で、検察側は無免許運転の回数を182回と指摘。無免許運転を繰り返した理由について若本受刑者は「仕事をして事故の賠償金を捻出するためだった」と説明していました。
札幌地裁は、「仕事をして事故の賠償金を捻出するためだったとしても正当化はできない」などとして若本受刑者に拘禁刑1年の実刑判決を言い渡しました。
タイヤ脱落事故の執行猶予も取り消され、若本受刑者は現在、合わせて4年の刑に服しています。
無免許運転の理由を「事故の賠償金を捻出するため」と説明しながら、数か月後の民事裁判で、自身の賠償責任を争う…
女の子の父親
「賠償のために働いていたから無免許運転をした、という説明までしていた。それなのに今度は、自分にはそこまで責任がないと主張をする。都合によって言っていることが変わっているように感じる」
そして、若本受刑者がこれまでの裁判で示した反省の態度にも、疑問を感じざるを得ないとしています。
「刑事裁判では自分を良く見せるために『支払う』と言っていたのではないか。真面目に賠償するつもりだと言っていた人が、数か月後にはこうした主張をしている。そこに一番怒りを感じています」







