詐欺電話「逮捕」「家宅捜索」不安あおる

堀内大輝キャスター
この様に相手が実際の記者の住所を知っていたということで、本人もとても驚いたと話していました。とても気味が悪いと言いますか。

堀啓知キャスター
自分の電話番号と実際言った住所が一致したってことですもんね。

堀内キャスター
個人情報がつながってしまっているということになりますもんね。

堀キャスター
実際名乗った人物はどうだったんですか?

堀内キャスター
電話について道警に問い合わせたんですけれども、この横田悟という人物は実際には実在していませんでした。

今回の記者は、電話に出てすぐに詐欺ではないかと不審に思ったということですが、特に次のような点に違和感があったと言います。

「あなた名義のカードが犯罪に使われた」という風に言っていましたが、よくこの詐欺では見る設定ということです。

実際に実在する某銀行の名前を言われたそうなんですが、口座ですとかキャッシュカードというのは記者は持っていなかった。

ですので、その時点でちょっと違うなというのが分かった。

堀キャスター
もし一致していたら怖くなりますけど、そこは違かったんですね。

堀内キャスター
それから2つ目です。「逮捕」「勾留」「家宅捜索」という、ちょっと聞くだけで怖いような言葉をちらつかせてくる。

それから、こちらが会話を遮ろうとすると、それに被せて話してくる。電話を切ろうとすると切らせないようにしてくると。こういったところもちょっと不審だったということなんですよね。

堀キャスター
今回の電話も脅迫するような内容がかなり含まれていた印象です。

コメンテーター猪口純路さん
やっぱり記者さんしっかりされてたので、良かったですけれど。詐欺とか強盗とか全然種類が違うものが混じってて、ちょっとおかしいなって思ったら分かるかもしれないけど、普通なかなか対応できないと思うんですよね。

堀キャスター
私たちみたいに客観的に見てるけれども、かかってきた時の恐怖心というのはいつもの心情じゃないかもしれないですね。

コメンテーター猪口純路さん
加えて「逮捕しますよ」とか言われちゃうと、普通ドキドキしちゃいますよね。で、自分の住所を知られてるなんて、それが一番私気味悪いなと思いましたね。パニックになってしまいそうな。

堀内キャスター
こうした特殊詐欺の被害というのは近頃また増えています。

道警によると今年1月から先月末までに道内で確認された特殊詐欺の被害額です。上が去年、下が今年になりますが、増えているのが分かりますよね。

今年は、先月末まででおよそ32億4000万円ということで、去年の1月〜7月末の被害額のおよそ1.4倍に増えているということです。

特にSNSで繋がった相手からの「投資詐欺」というのが、最も多くなっているということです。最近の傾向としては、詐欺の手口を知っていて「怪しいな」と思っても、相手のペースに乗せられてしまうということが多いそうです。

コメンテーターアンヌ遥香さん
私も1回あるんですよ。警察を騙って電話来ましたけど、こういうのって一概には言えないですが、海外の回線を介していたりするので音がクリアじゃないんですよね。だから私その時は、「なんですか?どちら様ですか?」って強気に出たらすぐ切れたんですよ。だから変な話、自信を持って強気で対応するとすぐ終わる可能性もありますけれども、みんなそうじゃないと思うので、できれば最寄りの交番とかに顔馴染みの警察官の方を作っておいて、何かあったらすぐ相談すればいいやっていう安心感がある環境とかがあるといいのかな、なんて思いましたけどね。

堀キャスター
警察とまでいかなくても、ご家族だとか知り合いでも誰でもいいから、何かこういう詐欺みたいなものがかかってきたら「誰かに相談する」と事前に決めておくのもいいかもしれませんね。

堀内キャスター
もう1つ対策として、警察は対策として犯人からの電話を直接受けないように、詐欺の疑いがある番号をですね、自動的に警告とか自動遮断とか着信拒否するアプリ、警察庁が推奨する認定アプリというもので、無料で使うことができますので、こういったものを使うことも呼びかけています。

堀キャスター
いろんな対策がありますからね。本当に1本の電話から大きな被害に遭ってしまうのが特殊詐欺ですので、自分1人で考えないというのはすごい大事で、こういったアプリを使うとか、信頼できる人と普段から話してよく相談するというのも非常に大事かなと思います。