宿泊税の使い道は?
北海道は、宿泊税の税収を年間約45億円と見積もっています。今後、さまざまな観光振興に活用していく計画で、その一つが、「自然公園の受け入れ機能の強化」です。

麻原衣桜記者
「駒ケ岳が望める大沼国定公園です。こういった自然公園にも宿泊税収の投入が期待されています」

北海道南部の七飯町にある大沼公園。
この日はあいにくの曇り空でしたが、天気の良い日には絶景が広がり、グリーンシーズンや紅葉の時期を中心にたくさんの人が訪れる人気スポットです。

ところが、公園内を案内してもらうと…。
七飯町大沼国際観光コンベンション協会 鍋谷雪子さん
「小沼橋という名前がついている場所です。ロープが張ってあって、ここは崩れている」

散策路の橋の一部が、老朽化して崩れていました。ただ、すぐに直すことができず、頭を痛めています。
七飯町大沼国際観光コンベンション協会 鍋谷雪子さん
「カモとかいろいろな野鳥も見られる。散策するのに美しい場所。安心安全に楽しんでもらうのが基本だが、ぜひ皆さんに来てくださいと堂々と言いにくい」

名曲「千の風になって」は、ここ大沼公園の景観を見たのがきっかけだといいます。
七飯町大沼国際観光コンベンション協会 鍋谷雪子さん
「歌を作った人が大沼公園の景観をみて、そのインスピレーションでこの歌ができたといわれている意義深いエピソードがある。でもこれだけを見ても伝わりにくい部分がある」

案内板がないため、訪れた人にエピソードを伝えきれず、もったいないと感じています。
地元で観光に携わる鍋谷さんは、新たに導入された宿泊税をこうした観光地の課題解決に、役立ててほしいと期待します。
七飯町大沼国際観光コンベンション協会 鍋谷雪子さん
「教育旅行や海外からの観光客もたくさん来るようになっている。そういう方により長い時間楽しんでもらえるよう、管理や案内に(宿泊税を)ぜひ活用してほしいという期待感がある」











