ホテルにふさわしい土地がマンションに…
さらに、札幌特有の「事情」が拍車をかけているという。
帝国データバンク札幌支店 渡辺雄大部長
「昨年の1月から12月までで平均を取ると約8割の稼働率。ほぼ満室の状況です」
札幌は、雪まつりやスポーツイベントなど、1年を通じてメガイベントが開催される全国屈指のイベント都市。
客室稼働率が全国平均で60%程度とされる中、札幌の80%という数字は異常な高さ。
これほど需要があるのに、なぜ新しいホテルを建てないのか?

帝国データバンク札幌支店 渡辺雄大部長
「本来ならば、ホテルにふさわしい場所が、すべてマンションに切り替わっていった。札幌駅北口とか、中心部にタワーマンションが建っているように、マンションが優先されていたので用地がない」
札幌市中央区では、この10年間で6500戸近くもマンションが新たに供給されている。
投資の回収に10年かかるホテルよりも、1~2年で利益が確定するマンションが、今は優先されているという。
帝国データバンク札幌支店 渡辺雄大部長
「今、建設中のホテルは、高級ホテル。1泊5万~10万円などに、ホテルがシフトしているので、ライブで1泊2日で来て、1万円くらいのホテルかというと決してそうではない」
「用地不足」と「地理的孤立」。







