
全国霊感商法対策弁護士連絡会 渡辺博 弁護士(2022年)
「これを旧統一教会はいくらで信者に買わせるか。3000万円」
高額献金の勧誘などをめぐって国から解散命令が請求されている、世界平和統一家庭連合=旧統一教会。
2025年、東京地裁から解散命令を受けています。
3月4日、東京高裁でもこの判断が維持されると、その時点で宗教法人の法人格を失うことになりますが、一方で、北海道内の宗教法人が注目されることになります。
東京地裁の解散命令決定書の記述です。

「残余財産の帰属先について、北海道帯広市に主たる事務所を置く宗教法人である天地正教とする決議を行った」
旧統一教会が解散した場合の財産の移転先が、帯広市の宗教法人だというのです。

片山侑樹記者
「帯広市内の住宅街の中にあるのが天地正教の本部です。建物は、アパートのようなつくりになっていて、かなり大きいです。見てみると車は止まっていますが、中に人がいるような気配は感じられません」

1987年に設立された天地正教は、教祖の女性が旧統一教会の教えに触れ、その教団の名前を変えたとされています。
1995年には、清水町での道場の建設計画をめぐり、住民の反対運動も起こりました。

反対運動に参加した 稲葉典昭 元帯広市議
「当時、計画されていた宿泊所を含めた、巨大施設を作るということになっていないが、当時、オウム真理教の問題が春先にあり社会問題になった直後もあって、オウムが建設していたようなものが建てられるのではとの不安は大きかった」
映像は、2025年8月、札幌の大通公園で開かれた旧統一教会のイベントです。
解散命令が確定した場合の天地正教への財産移転について当時、教団の会長だった田中富広氏は、こう話しました。

世界平和統一家庭連合 田中富広 前会長
「天地正教へ決定どおりに行くかと言えば、社会が許さないでしょう。国も許さないじゃないですか。だからそんなに軽くはいかない、本音は。なので(天地正教へ)移転を検討すらしていない」







