フーペはまだ見習い中“癒し担当”
丸太1本あたり数百キロという重さを、馬がスイスイと運んでいきます。

ポンヌプリの所有者・山本牧さん
「目的は、この森の針葉樹を減らして、開けたところに広葉樹の若い木を増やしたい、馬で表面を傷めないようにして運ぶ」
山を荒らさず伐採や保全ができる、CO2が出ない、エコな林業。それが『馬搬』です。

フーペはというと…まだ見習い中。
野谷夏海さん(29)
「まさか自分がやると思ってないだろうな」

先頭を走る、体重約1トンの馬と比べて、まだ130キロのフーペ。戦力となるには、まだ時間がかかりそうです。
野谷夏海さん
「木は運んでないけど、人の相手をして、癒し担当です」


西埜将世さん(45)
「フーペは本当に…癒されました」
山林に子ども園に…フーペが教えてくれること
野谷夏海さん
「馬の居場所は仕事であると思っているので、馬が働ける環境を作るとか、働ける馬を作るというのが、馬の居場所をつくることにつながる」

この車も…フーペと一緒に移動できるように、キャンピングカーを改造。
車のなかでもフーペは…ずーっと草をムシャムシャ。

野谷さん、思わず見とれちゃって…
記者
「(信号)青です!」

週に1回訪れる、認定こども園。みんなもうフーペがいる光景が当たり前になっているようです。
子ども
「乗りたーい!乗りたーい!」

子どもたちにとっては、むしろ、仲間といったところでしょうか。
「がんばれー!大変だねフーペ。」
野谷夏海さん
「いろんな環境でいろんな刺激があって、こういうのを繰り返して、いろんな環境で落ち着いていられるようになるんじゃないかな。生きる力がつきそう」

そんなフーペ。ずっと草食べていたら、みんなにおいていかれちゃうよ~。
野谷夏海さん
「まだ食べたいって…どうしよう」

野谷夏海さん(29)
「フーペは相棒であり、先生であり、教えているというよりも教わっているという感じ。不思議な存在、“フーペ”」
子どもたち
「フーペー!!!!!」

野谷さんは、フーペは今回はみんなの癒し担当でしたが、今後は馬搬、馬耕などの牽引の仕事をしてもらいたいということです。










