1997年に破綻した北海道拓殖銀行の「最後の頭取」河谷禎昌さんが今月13日に札幌市内の自宅で亡くなりました。90歳でした。
特別背任の罪で実刑判決を受け、服役後は、札幌市内で暮らしていた河谷さん。去年11月、単独インタビューでは、破綻前後の記憶をたどりながら胸の内を語りました。
「こんな時期に頭取なんてやるんでない」と妻に怒られ…
河谷禎昌さん(2024年11月)
「(収監されて)いい機会だからたばこをやめればいいのに、今更やめたからって、何年長生きできるとか変わらない」
札幌市内の自宅で取材に応じた河谷さん。大好きなたばこは「収監中の反動」だと言って、死ぬ気で吸っていると話していました。
河谷禎昌さん(2024年11月)
「頭取になってから調べて、船底に行ってみたら大穴があいてるんだよね。『しまった』と。だから女房に怒られたよ。『こんな時期に頭取なんてやるんでない』と」







