札幌市東区役所で、別人の顔写真を掲載したマイナンバーカードを男性に交付していたことがわかりました。
11月19日、マイナンバーカードの受け取るために東区役所の窓口を訪れた男性から「顔写真が自分ではない」と申し出がありました。
男性は2025年7月、マイナンバーカードの申請を行いましたが、担当職員が別の男性の顔写真データを利用し、申請作業を行いました。
札幌市によりますと、それぞれの男性の氏名が似ていたことで、担当職員が誤認してしまったことが原因で、生年月日などの本人情報を確認せずに写真を保存していたということです。
札幌市は、それぞれの男性に謝罪し、誤って交付されたマイナンバーカードを回収。再度、申請手続きを行いました。
札幌市は、申請処理手順をあらためて周知徹底するとともに、申請時は複数人での確実な確認を実施するとしています。







