札幌を拠点に保険金詐欺などの犯罪を繰り返していたグループの主犯格の男ら3人の初公判が30日に開かれ、3人は、起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、札幌で飲食店などを経営するエムズグループの会長、武藤健太郎被告ら3人は、2021年から2022年にかけて、うその診断書で入院を装い、複数の保険会社からあわせて3600万円以上の保険金をだまし取った罪に問われています。

初公判で、武藤被告ら3人は起訴内容を認め、検察はほかの詐欺事件などで追加で起訴する方針を明らかにしました。

一方、警察は一連の事件について、主犯格の武藤被告が経営する「エムズグループ」を介して組織的に違法な金を集めていたとみて、裏付け捜査を進めています。
 
           
   
  
 
        
      





