23日、「大雪山に登る」と家族に伝えたまま、北海道外に住む20代の男性と連絡が取れなくなっていることがわかりました。

警察によりますと、道外に住む20代の男性は、23日に「あす大雪山に1人で登る」と同居する家族に伝えた後、24日から連絡が取れなくなり、27日、家族が警察に届け出ました。

この男性は登山経験はあるということですが、家族に具体的なスケジュールは伝えていなかったということです。

男性が遭難した可能性もあるとして、27日夕方、道警の山岳遭難救助隊の5人が捜索に向かいました。

しかし、男性の携帯電話がつながらず、GPSデータや登山届など男性の居場所につながる情報がない上、大雪山系の風雪が非常に強いことから、28日午前、いったん捜索を中断したということです。