異国の地でバス運転手目指す

2人は4月に来日して日本語の勉強を開始。今は簡単な日常会話ができるまで上達しています。

フォンさん(24)
「大変ですけど、楽しいです。」

授業が終わるとすぐに移動。もちろん、移動はじょうてつバスを使います。

向かったのは札幌市南区にある、じょうてつ川沿営業所です。今は「アルバイト」として働く2人。仕事は事務所や休憩スペースの掃除、簡単な事務作業などです。

フォンさん(24)
「毎日、始まりの仕事です」
アウンさん(29)
「(毎日やってるので)慣れました」

指導する社員
「掃除はだいぶ慣れてきたっていう感じですね」

アウンさん
「カメラの中で私たちかっこいいですか?」

この日は、バスを待つ人に声をかけ、車内での事故防止を呼び掛ける活動をしました。

バス利用者
「一生懸命ですね。ぜひ頑張ってほしい」

アウンさん
「一番漢字が難しいです」

外国人が日本でバスを運転するには、日本語能力試験に合格する必要があります。また、日本の交通ルールを理解し、客とコミュニケーションをとるために、2人はアルバイト中も日本語のテキストを開きます。

アウンさん
「早く運転したいです。運転大好きだから」