■3年後に運転手デビューへ


ミャンマーの運転免許を持っている2人は、今年度中に日本の免許に切り替え、来年度を目標に大型二種免許を取得、正社員に採用される予定です。そして、3年後の春に運転手デビューを目指します。

ウンさんとフォンさん
「(仕事は)めっちゃ楽しいです」
「人を乗せてバスを運転したい」

じょうてつは、来月にも新たに1人、留学生を採用するということです。

外国人が日本でバスを運転することに、困難なことはないのでしょうか。

じょうてつ川沿営業所 櫻井省吾さん
「確かめる項目がいろいろありすぎて、焦ってしまうとかもあるけど、ゆっくり焦らずやっていくことによって覚えていくという感じですね」
運転に関しては…

じょうてつバス・櫻井省吾さん
「(バッグモニターやボタン式シフトなど)結構最先端のものを入れております。大型2種免許と車両感覚さえ把握していれば、誰でも運転できるのではないですかね」
大きな心配はなさそうです。

アルバイトは午後6時まで。一緒にバスで帰ります。
アウンさんとフォンさん
「お疲れ様でした」
深刻化するバスの運転手不足解消の新たな一手となるのか。今後の2人の活躍に期待が高まります。
◆道外の自治体の採用例
札幌市が主導する今回の取り組み。行政が大きく携わるという点で先進的ですが、道外では岡山市のバス会社が外国人を運転手として採用し、現在研修を行っています。愛知県でも会社採用の例があるということです。










