よつ葉乳業は15日、製造過程の製品に金属線が混入したおそれがあるとして、バターなど13品目、約628万個を自主回収すると発表しました。
よつ葉乳業によりますと今月4日、製品のバターの中に長さおよそ18ミリ、太さおよそ0・07ミリの金属線が混入していることが消費者からの連絡で発覚しました。

製品は十勝の音更町の工場で製造されたもので、製造ラインのベルト部品が破損したことで、金属線が落下し、製品に混入したとみられています。

このため、よつ葉乳業は金属線が混入した可能性のある「よつ葉バター」などの13品目、およそ628万個を自主回収すると発表しました。

回収対象となった製品は製造番号が「CC」から始まるもので全国に出荷されています。

ベルト部品が破損した原因は「ボルトの緩み」とみられていて、現在のところ健康被害の報告はないということです。