■駆除の在り方を見直すターニングポイントになるか

住宅地に出没したクマ(資料)

鈴木知事は、市町村によって猟友会への対応や連携にバラつきが生じていることについて、道が振興局ごとにある「連絡協議会」を活用して関係者間の連携強化を図るとしています。

その後、北海道猟友会は「市町村からのヒグマ駆除要請については、誠実に対処することとしていて、現時点でその方針に変わりがない」とコメントを発表していますが、負担や責任を民間に押し付けた枠組みはそのままです。

駆除の在り方を見直すターニングポイントになるのか。猟友会は、年内に会議を開いて、正式な方針を決定するとしています。
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