古屋くんの担任 小橋 百合香先生
「智貴くんは、私の予想をはるか超えた多くのことを、この小向小学校でつかみ取りました。いつまでもいつまでも智貴を見守っているから、安心して小向小学校を巣立っていってください。智貴、智貴に出会えて本当によかった。思い出を、そして優しさを、本当に本当にありがとうございました」

1人だけの児童 古屋 智貴くん(6年)
「1、2年生のときは『厳しい先生だな』と思っていましたが、いまは面白く、どちらかというと優しい先生だと思っています。小向小学校で経験したことや、思い出、皆さんとのつながりを力に、中学校でも頑張ります、楽しみます!皆さん本当にありがとうございました」

智貴くんの母 古屋 真由美さん
「親だけではない子育てだった。小学校生活だった。地域の皆さんに見守ってもらえたというのがすごい実感できた」

地域の人たちに胴上げされ、見送られる“最後の卒業生”、古屋くん。


1人だけの児童 古屋 智貴くん(6年)
「だいたいは泣いていて、伝わりにくかったかもしれないが、ちゃんと言いたいところは言えた。伝わったと思う」

小向小学校の歴史の最後のページを刻んだ古屋智貴くん。多くの人たちの応援を背に、4月、中学校生活をスタートさせます。

1人だけの児童 古屋 智貴くん(6年)
「行ってきまーす」


 古屋智貴くんは、4月から中学校生活が始まりますが、全校生徒がおよそ200人の中学校へ行くことになるそうです。中学校の見学会に行っているので、学校生活のイメージはできているそうで、希望する部活動は卓球部だということです。