学校の体育館は避難所になることも…
(愛知県 大村秀章知事)
「空高く舞い上がる龍のごとく、勢い盛んに愛知を成長・発展させ大きく躍進させていく『龍躍愛知』予算といたします」

不登校経験者や外国にルーツを持つ人たちに対応する定時制・通信制高校や、夜間中学の設置に約1億1500万円。2026年のアジア大会に向けた宿泊施設のバリアフリー化に6035万円などが盛り込まれる中、高校の体育館や武道場へのエアコン設置費用も計上されたのです。
(男子バスケットボール部の生徒)
「体育館は暑いけど教室行くと『涼しくていいな』と思う」
(男子バレー部の生徒)
「私立の強豪校とかは(エアコンが)ついているので、部活として強くなる上でいい環境になるのはうれしい」

そして、先生からはこんな声も。
(旭丘高校保健体育科 宮本徹教諭)
「能登半島地震を見ても、学校が避難所になることが多い。この学校も避難所に指定されているので、(万が一の場合には)避難してきた人にも快適に過ごしてもらえるのでは」
愛知県は熱中症対策として、全ての県立高校で体育館や武道場にエアコンを取り付ける方針で、費用は総額で約180億円。

新年度はまず45億円を計上して、145校のうち36校・74棟を整備。2027年度まで4年間かけて順次整備を進める計画です。
この予算案は、2月19日からの県議会で審議されます。










