「患者の気持ちに寄り添ってくれる薬剤師になっていただきたい」

今も倦怠感と記憶障害が続いている看護師の神谷さん。

(患者の会 神谷さん)
「検査をしても異常が出ない。一般的な検査をしても診断がつかないのが私たちの最大の問題であり特徴」

そして患者会の代表、木村さん。

(患者の会 木村代表)
「数の先にあるのは当事者の人生であること。確率でも何でもなく、後遺症になった人間にはこれが100%だということを知ってください」

今も頭痛や重い歩行障害に苦しむ名古屋の井沢さんも。

(患者の会 井澤由紀子さん)
「普通に歩けない。胸がすぐ苦しくなって、当たり前に歩いて、普通の生活ができない」

それぞれ接種後に起きた様々な症状を伝え、学生たちにワクチン問題をどう捉えるかを問いかけました。

(患者の会 木村代表)
「私は1回目接種してから症状が出て2回目を止められなかった一人ですが、そのときに相談できる人がいたら、人生が変わったのかもしれないと思う。患者の気持ちに寄り添ってくれる薬剤師などになっていただきたいと思う」

真剣な表情で授業を受けた学生たち。