20年ほど前から続く“切磋琢磨”の関係

(日本航空石川・シアオシ ナイ監督)
「宮地先生から(地震後)すぐに連絡がきて『いつでも支え サポートできることがあれば、ぜひ協力する』と。その連絡があって仲間はすごく大切だと思った」

日本航空石川と春日丘は約20年前から毎年合同練習を行い、時には全国大会で対戦するなど切磋琢磨してきました。

その「ライバル」が少しでも早く部活を再開できるようにと、春日丘の系列、中部大学の施設で合宿が行われることになったのです。

久しぶりのチームメートとの練習に、笑顔を見せる日本航空石川の部員たち。約2週間、オンライン授業を受けながら練習を重ねていきます。2月10日からは全国選抜大会につながる公式戦が始まります。

(日本航空石川・輪島市出身 小林静太郎選手)
「日本航空石川のあった輪島市には、被災された方々がいるので、みんな1人1人の力で勇気を与えたい」

愛知と被災地をつなぐ、ラグビーの友情。次は全国選抜大会で会うことをお互いに、誓います。

(日本航空石川・上野魁心選手)
「お互い地区の選抜予選があると思うので、しっかりそこで勝って、選抜大会でお互い試合ができるように頑張りましょう、この度はありがとうございました」