必要なのは「科学的な“数字”の判断基準」
(大石アンカーマン)
高速道路は“物流の大動脈”なんだ「物流を止めたくない」という意識が働いているのではないかということなんですね。やはり物流を止めてしまいますと、社会へ与える影響が非常に大きくなってしまうので、根底に「物流を止めたくない」という思いがあって、今回、予防的通行止めを考えていたのに、取りやめてしまったのではないか、ここにつながってくるのではないかと。

ただ、今回立ち往生が発生してしまって、結果的に物流へのダメージも大きくなりました。今回のことを繰り返さないためには、どうすればいいのかということなんですが、西成教授はこう言っています。
「とにかく明確な、科学的な数字を判断基準として設けるべきではないか」ということです。

やはり人の判断というのは、ヒューマンエラーが出るんだと。だから「数字」を決めて、それに従って判断していく、これが大事ではないかと言っていました。
それと「様々な“最悪のパターン”を想定することが、とっても大事」だとも言っていました。

(夏目キャスター)
はい。一方、通行するドライバーの側も、冬用のタイヤなどの装備というのは大前提とした上で、万が一の立ち往生に備えて、車内に携帯トイレとか水とか食料、こういったものを備蓄していくことが大切かもしれません。










