「コンディションを整えて気負わずに臨めれば」
さて、竜王戦第1局は伊藤七段が先手番。
序盤から駆け引きの多い将棋となり、両者長考を重ねましたが…2日目の7日午後5時すぎ、82手で藤井七冠が制しました。
(藤井七冠)
「指してみると、まとめ方が難しかった。しっかり振り返って、第2局に向けて準備をしていきたい」
(伊藤七段)
「素晴らしい環境で指させていただいた。内容があまりよくなかったので次戦は熱戦にできるようにしたい」
竜王戦は先に4勝した方がタイトル獲得となる七番勝負。
第2局は10月17日から京都市内で行われます。

その前に、藤井七冠は11日、史上初の八冠独占に王手をかけた、永瀬拓矢王座(31)との大一番、「王座戦」第4局に臨みます。
こちらも対局場所は京都市です。
(藤井七冠)
「もう数日後になるので、コンディションを整えて気負わずに臨めればと思う」
竜王戦で好スタートを切った藤井七冠。
次は八冠達成で新たな金字塔を打ち立てるのか!? 世紀の一戦が刻一刻と迫っています。











