なぜ「プール熱」という名前? その対策は

(みわた小児科 三輪田博介院長)
「子どもが目やにが出て、喉が痛くて、熱が数日続くという感染症。非常に感染力が強くて、プールが始まると同時に昔は はやったので、“プール熱”という名前が付いた。



「プール熱」とは「咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)」のことでアデノウイルスが引き起こす感染症です。年間を通して感染者はいますが、主に6月から夏場に流行します。



名古屋市西区のこちらの小児科では、5月頃からこの「プール熱」の感染者が徐々に出始めていると言います。その感染経路はいかに?

(みわた小児科 三輪田博介院長)
「プールの授業が始まる前から(感染者が)出始めていて、飛沫感染で風邪のようにうつるし、接触でうつる。プールの水を介してうつるというものではないです」


マスクなしでの近距離での会話などが、感染経路と見られるということです。


始まったプールの授業でも気を付けなければいけませんが、求められる感染対策は新型コロナと全く同じだと言います。そのため…

(みわた小児科 三輪田博介院長)
「大人が大人目線で『並ぶときに離れましょう』とか、やってあげるべきだと思う。子どもたちは感染症を予防する策は身に着けているので、思いっきり楽しめばいい」