昭和と令和の“接着剤”に

(TikTok LIVE 8月13日)
「本日は生配信ということで多くの方にご覧いただいております」

8月中旬にはTikTokで、映画化を記念したライブ配信も行われました。

(小説を書いた 汐見夏衛さん)
「映像化したものを見てみたいというコメントをいただくことがとても多かったので、きっとその子たちが映画化されると聞いたら、すごく喜んでくれるだろうなと思って。

(視聴者からの質問)
「タオル何枚いりますか?」

(映画プロデューサー 西麻美さん)
「ハンカチじゃ足りないです。フェイスタオルぐらいは持ってた方がいいかな」

これもアクセスは2万人以上。7万以上のいいねがつけられ、今も作品の高い人気が続いていることを印象付けました。

Q:「僕らも戦争取材して戦争を何とか次の世代に伝えていこうと思っていますが、戦時中の昭和の初めのリアルと令和の時代、ここの間があまりにも距離がありすぎて、なかなかリアルを伝えるのが難しいなと思ったんですけど、その接着剤にこの本はなるかなと思った」

(汐見夏衛さん)
「感想の手紙とかでうれしいのが、この本を読んだことで、『学校の授業のときに、本のことを思い出しながら聞いたから、すごくわかりやすかった』と。
授業とかのときに勉強のときに思い出してくれる。自分から積極的に知ろうと思ってくれるのは、本当に書いてよかったなと思う瞬間」

映画の公開は、82年前の太平洋戦争開戦の日でもある、12月8日。若者に戦争の悲惨さ、平和の大切さを感じてもらうきっかけとしても期待されます。