警備の現場にロボット 実証実験でその実力を披露


(ロボット)
「ロボットが走行しています」

名古屋の久屋大通公園を進む、1台のロボット。鋭い視線で、異常がないか見回っています。



これは、警備や防犯パトロールの現場にロボットを導入することを目指し、通信大手のNTTコミュニケーションズなどが行った実証実験です。

4つのカメラと、AI=人工知能が搭載され、進路や障害物の有無を解析して、公園内を巡回します。試しに、前方を遮ってみると…


(ロボット)
「すみませんが、道をお譲り下さい」

さらに、カメラの映像は東京にある遠隔監視室に5G回線で送られ、その中に、過去にトラブルを起こしたことのある人物の顔のデータと合致する人が映っていた場合、不審者情報として、公園の警備室に知らされる仕組みです。



(NTTコミュニケーションズ 田代丈晴さん)
「警備業界は深刻な人手不足という社会問題を抱えていると聞いている。ロボットで無人警備をすることで、その部分を補うことができる」

実証実験は6月17日まで行われ、得られたデータを基に性能を高めるほか、秋にはロボットを活用したフードデリバリーの実証実験も行う予定だということです。