名古屋の東山動植物園で、まもなく一般公開される新しい施設「アジアの熱帯雨林エリア」の内覧会が開かれました。


名古屋市千種区の東山動植物園に誕生したのは、アジアの熱帯雨林に生息するトラやオランウータンなどのエリアです。

近年の森林伐採によって生息する地域が減少し、絶滅が危惧されている動物たちを間近に観察することができます。


新エリアのオープンに伴い、新しい仲間がやってきました。

仙台市の八木山動物公園からやってきた絶滅危惧種、スマトラトラの「バユ」16歳です。


「バユ」は現在、東山動物園にいる「アオ」(6)の母親で、八木山動物園では、多くの人たちに愛されていました。

「バユ」は施設のオープンと共にお披露目されます。


(東山動物園 今西鉄也副園長)
「非常に見やすくなるように意識して整備しました。ネット越しのトラと、ご対面というのも、日本でここだけだと思いますので。そういうところも含めて、トラらしさを体感してほしいと思います」


新エリア「アジアの熱帯雨林エリア」の一般公開は7月14日です。