そして、最大の問題は若い世代の献血が少ないことです。

(愛知県赤十字血液センター 鈴木英夫 献血推進課長)
「若年層の30歳未満の方は全体の20%以下という形なので、血液センターとしてもぜひ若い方に献血のご協力をお願いしたい。」

今の中高年層が献血しなくなった後、深刻な血液不足に陥る恐れもあり若い世代の献血への関心を高めることは日本の医療にとって死活問題です。

献血回数が300回に迫るタクシードライバーの角田さん。
無事この日の献血を終えました。

(角田憲治さん)
「(あと10回で300回ですね?)なんとか300回まではいきたい」

献血ができる年齢の上限は69歳。

61歳の角田さん、このままのペースでいけば300回は通過点になりそうです。

(角田憲治さん)
「何か人の役に立っているのが一番かなと思う。自分が健康でないと献血はできませんので、まずは自分の健康管理を気を付けたい」