愛知県弥富市の名古屋港で、強い毒を持つ「ヒアリ」が見つかりました。愛知県ではことし初めての確認です。

ヒアリが見つかったのは、弥富市にある名古屋港鍋田ふ頭のコンテナヤード内です。
愛知県によりますと、6月20日に環境省が行った調査でコンテナヤードに設置した粘着トラップから約30匹のアリが確認され、専門家が調べたところ特定外来生物のヒアリと判明しました。
その後、環境省や愛知県などが行った調査で、地面と鉄板の隙間から約300匹のヒアリが確認されたということです。女王アリは見つかっていません。

ヒアリは強い毒を持ち、刺されると重度のアレルギー反応を起こす恐れがあります。

県内でヒアリが確認されたのは、同じく鍋田ふ頭で見つかった去年6月以来で、県などは引き続き調査を行う方針です。