「パイピング現象」を理科の実験で説明します


中央で仕切った水槽に水と砂を入れます。横には穴をあけておきます。

左側を川に見立てて、水位を上げます。水と砂が噴き出しました。


断面を見ると、砂が押し出されて穴ができています。

では、水が砂を押し出す仕組みを見てみます。

注射器にインクを吸わせて水底に注入してみます。

早送り映像を見てみると、水位の高い方から低い方へ、水が砂の間を進むのがわかります。



水位差が大きくなると砂は浮いて、一気に崩れて穴が開きます。

去年7月、静岡県熱海市で起きた大規模土石流の現場。

「パイピング現象」は、この時に被害を拡大させた、盛り土の崩落原因と見られています。


大雨が降り、盛り土内にたまった大量の地下水が、盛り土の下の端から噴き出したのです。

「チャント!」大石アンカーマンとともに、熱海の土石流を取材した、名古屋大学減災連携研究センター 田代喬特任教授に、明治用水のトラブルについて伺いました。