戦地ウクライナから岐阜県各務原市に避難してきた3歳の女の子が、初めて幼稚園に登園。ドキドキの1日に密着しました。

ウクライナ人のマリッチ・ナタリアさん(32)と娘のミアちゃん(3)。

ことし3月、各務原市で暮らす姉の家族のもとに、ウクライナ東部のクラマトルスクから避難してきました。



日本語が全く分からないナタリアさんたちは、ほとんど家から出ずに過ごしていましたが、きょう、大きな一歩を踏み出しました。

「(制服を着て)完成でーす。すごくかわいいと思う」


ミアちゃんが、きょうから近所の幼稚園に通うことになったのです。



(ミアちゃんの伯母 スビトラーナさん 39歳)
「ミアちゃんはすごく楽しみにしてる。きのうの夜から準備して、(幼稚園に)早くいきたい 早く行きたいと」

母のナタリアさんにとっては、言葉の壁や文化の違いなど、心配ごとが尽きませんが、ミアちゃんは、初めての幼稚園が楽しみで仕方ない様子。

「おはようございます」

午前10時前、バスがお迎えに。

見送ったナタリアさん。思わず涙が溢れます。

(ウクライナから避難 ミアちゃんの母 ナタリアさん)
「新しい人生が始まった感じで、ある意味で幸せだけど、ある意味でとても辛い」



ナタリアさんの夫は、警察官。いまもウクライナに残り、ふるさとの街を守り続けています。娘の晴れ姿を喜ぶ一方、戦地に残る夫を思うと気持ちは複雑です。