名古屋市立の幼稚園は、きょう(16日)が卒園式でした。先生も園児もマスクを外して「旅立ちの日」です。


温かい拍手に包まれながら、アーチをくぐる卒園生。マスクは着けていません。名古屋市立21の幼稚園は、きょうが卒園式。東区の市立第一幼稚園でも約30人の園児が「旅立ちの時」を迎えました。



名古屋市は卒園式を前に「感染対策をした上でマスクを外すのが基本」と通知。幼稚園の職員もマスクを外して出席です。

(園児):「先生、さようなら。皆さん、さようなら」
お世話になった先生に「お別れの言葉」、そして…。


元気いっぱいに合唱を披露。幼稚園に入ってから、ずっとマスクを外せなかった子どもたち。餅つき大会や遠足も中止になり、コロナの感染拡大に振り回されてきましたが、卒園式でようやく「素顔を見せて」の合唱です。



(園児)
「(Q:一番楽しかった思い出は?)ドッジボール」
「(Q:どんな1年生になりたい?)かっこいい1年生。勉強で100点を(取れるよう)がんばる」
「(Q:どんな1年生になりたい?)初めから2年生の問題を解ける1年生になりたい」
(保護者)
「自分の子だけではなく、いつも遊んでいる友達の顔も見られて。多分初めての機会だったので、本当に最後良かった」

別れと旅立ちの日。マスクを外し、晴れやかな表情の子どもたちでした。