3日、4日は名古屋が盛り上がりました。名古屋市東区のバンテリンドームナゴヤで、2日にわたって行われたWBC日本代表と中日ドラゴンズとの壮行試合。グッズを買い求めるファンの熱い戦いもありました。

今回、多くの皆さんのお目当ては侍ジャパンの公式グッズ。その販売初日は3日金曜日でしたが…。

(場内アナウンス)
「大谷選手、ダルビッシュ有選手、本日分のレプリカユニフォーム、完売いたしました」

開始50分で売り切れ。

そして2日目の4日は、門が開く午前9時を前にその列は、なんとドームの半周以上にまで伸びていました。

先頭に並んだ男性は…
「きのう3日の夜10時からです。(物販初日は)友達2人が午前9時ぐらいに、もう並んでいて、絶望していてもっと早く並ばないといけないってなって」

また、スーツケースを持った人も。
「午前1時前くらい(から並んだ)」
Qなぜスーツケースを?
「グッズを入れるために。たくさん、買えるだけ(買う)」

午前9時半です。グッズ販売2日目の4日も既に多くの人で長い列ができています。土曜日ということもあり、長い列に…。

2日目のグッズ売り場は人数制限し混乱なし

(CBC 当麻葵記者)
「正午になりました。グッズ販売2日目がスタートしました。皆さん店の奥へと進んでいきます」

皆さん目指す先は、店の奥に置かれたレプリカユニフォーム。しかし…

(CBC 当麻葵記者)
「販売2日目の4日は、スタッフがユニフォームを手渡ししているようです」

1日目のような奪い合いはなく、壁にかけられたユニフォームもあります。きのうのような混雑は見られません。

一度に売り場に入れる人数を10人ほどに制限。前日とは一変して落ち着いた様子でした。

では、先頭だった皆さんは。
「大谷選手のホームのユニフォームと、ダルビッシュ選手のビジターのユニフォーム。達成感が半端ない」

スーツケースを持参した女性も手提げからはグッズが続々と。

一緒に並んだ女性は。最後の1枚をかけたじゃんけん大会に見事勝利。しかし…「本当はダルビッシュ選手のグッズが欲しかったが、何も買えなかった」

一方、WBCの盛り上がりはバンテリンドーム近くのわらび餅店でも。

(喜来もち ろまん亭 山田喜久夫店主)
「3日ぐらいから、もうすごいお客さん。1.5倍ぐらいほど売れている」

元中日ドラゴンズのピッチャー山田喜久夫さんの営む店にもWBC効果が。売り上げは、ほぼコロナ禍前に戻ったといいます。

(喜来もち ろまん亭 山田喜久夫店主)
「WBCのおかげでもあるし、やっぱり客さんが来て、顔見せてもらえるとうれしいですね」