卒業式ではマスクを外すことが基本となった愛知県内の私立高校で、17日卒業式が行われました。しかし、式ではマスクを着用してのぞむ生徒の姿が多く見られました。
愛知県豊田市の私立杜若(とじゃく)高校では、生徒241人が門出の日を迎えました。

政府が卒業式のマスクについて「着用しないことを基本」とする方針を決定したことを受け、この学校ではマスクの着用は個人の判断となりましたが、午前10時から行われた式典には多くの生徒がマスクを着用したまま臨みました。
(卒業生挨拶)
「制限がある中でも少しずつ友情を深めることができ、今ではマスクで隠しきれないほどの笑顔が常にあります」
式では感染対策として保護者は生徒一人につき原則一人の出席で、校歌斉唱も行われず、まだ新型コロナの影響が色濃く残る卒業式となりました。