三重県が実用化を目指している「空飛ぶクルマ」。ここに搭載される「カーナビ」の実証実験が行われました。

世界各国で開発競争が進む空飛ぶクルマ。交通渋滞の解消や災害時の救急搬送など幅広い分野で活躍が期待されています。

6日鳥羽市で行われたのは、空の道案内をする「カーナビ」の実証実験。ドローンに搭載されているのは、三重県の事業の一環として東京の会社が開発した、「AirNavi」です。

ナビ上には、目的地へのルートを示す空の道が。飛行中に障害物を見つけた際、別のルートに変更して緊急着陸できるかも検証されました。

(エアモビリティ 浅井尚代表取締役)「2025年には大阪・関西万博で空飛ぶクルマを飛ばすと言っていますし、その時にはわれわれのシステムで、安全に皆さんが利用できるようになればと思う」

三重県は今後も実証実験を重ね、物資だけでなく、人を運ぶ空飛ぶクルマの実現を目指しています。