愛知県稲沢市の国府宮(こうのみや)はだか祭、そのクライマックスは、「神男」がはだか男たちのもみ合いをくぐり抜けて「儺追殿(なおいでん)」と呼ばれる建物に上がる瞬間です。

ことしは3年ぶりにもみ合いが復活しましたが、CBCテレビが取材してきた過去の映像からその瞬間を振り返ります。
【2020年】
まずは、コロナ禍前、最後にもみ合いが行われたのは2020年のこと。神男が儺追殿に近づくと、引き上げ役がはだか男たちの渦へとダイブ。神男を抱きかかえて儺追殿の中へと引き上げます。すると…
(歓声)
祭りのボルテージは最高潮に。境内に集まったはだか男たちからは大きな歓声が上がりました。
【2000年】
そして、さらに遡り2000年の「はだか祭」の様子です。この年は、前の日に降った雪が残る中でのもみ合い…。はだか男たちの熱気で湯気が立ちこめる中、神男は儺追殿の中へ。湯気で肝心の瞬間が何も見えない…なんてこともありました。
【2018年】
逆に見えすぎてしまって我々テレビ局としてはドキッとした年も…。
下帯も何も身につけていない生まれたままの姿でもみ合いの渦にいる神男。
渦の中から引き上げると…
神男は、勢いでエビぞり状態に。希に見るアクティブな儺追殿入りでした。