「無理していたんじゃないですかね(笑)」

(藤波選手)
「『全ての自分を受け入れる強さ』をこの半年間でつけられているのかなと思います。試合を怖いと思う自分なんて自分じゃないとか、緊張している自分なんて自分じゃないとか、そういう風に思っていたので。無理していたんじゃないですかね(笑)」

周りから常に「最強」と言われ、子供たちにとってはあこがれの的。

そんな環境で無意識のうちに弱さを受け入れることなく、自らにプレッシャーを与え続けていました。

(藤波選手)
「自分の中でも知らない自分というのが毎日出てくる。そういう自分を全部受け入れて、じゃあどうするか」

全ての自分を受け入れ、迎えた5月の明治杯。優勝すればアジア大会内定となる重要な一戦です。

(藤波選手)
「結構自分自身に集中できていたというか、色んな心の中の自分が一緒になるというか、手をつなぐというか」

弱さを受け入れ乗り越えた藤波選手は冷静に相手を見極め…得点を重ねていきます。

そして、見事153連勝を飾り、アジア大会内定を勝ち取りました。

(藤波選手)
「地元の応援してくださる方の前で勝つ姿を想像しながら、やっていきたいと思います」

復活と思われた勝利。しかし57キロ級での“最強”となるためには、まだ1つ課題を抱えていました。