「良くない依存」とは?

問題は「良くない依存」がどんなものなのか。例えば、仕事が終わった後にお酒を飲むと止まらなくなって、酩酊して自分を失った状態で、自分が一番大切にしている人を傷つけるような言動をしてしまう。あるいは深夜まで飲んで、朝起きられなくて仕事を翌日休んでしまう。これは健康的に依存できてないですよね。

それからカフェインの場合には、害がなかなか分かりづらいところがあるんですが、胸がドキドキと動悸がする、パニック発作の場合もあるだろうし、あるいは不整脈のある人もいるかもしれない。なのにコーヒーが止められないとなってくると、適切に健康的に依存できているとは言えません。だから、実は依存症というのは不健康な依存、安全に依存できない病。

(柳沢)
安全の範疇を超えると依存症になる?

(松本さん)
そうですね。これまでは仕事が終わった後のビールのおかげで、仕事のパフォーマンスはむしろ上がっていた。ところが依存症になると、お酒を飲むと翌日仕事ができなくなる。「依存」になっていないですよね。