大きな地震があった熊本県などで大雨は?

4日午前の予想では、28日(火)に大きな地震で被害を受けた熊本県で、大雨になる予想は出ていません。ただ、既に地盤が緩んでいて、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあるほか、復旧作業や避難生活にも影響が出るおそれがあります。

<通常の7割の暫定基準>
熊本県宇城市、氷川町、熊本市、八代市西部、宇土市、美里町、益城町、合志市、大津町、西原村、御船町、上天草市、芦北町、嘉島町、甲佐町

<通常基準の8割の暫定基準>
 熊本県八代市東部、山鹿市、菊池市、菊陽町、水俣市、天草市、津奈木町、長崎県南島原市、鹿児島県薩摩川内市、さつま町、長島町

また、気になるのが7日(金)以降の動きです。

現段階の予測では、4日(火)午前9時に時速「20㎞」で西へ進んでいる台風は、8日(土)午前9時には沖縄本島近海で「ゆっくり」となっています。これは、時速10㎞に満たない速度で、沖縄付近で卯木沖が鈍くなる見込みです。

その分、沖縄付近では雨、風の影響が大きくなるおそれがあります。

また、雨のシミュレーションでもわかるように、8日(土)頃は、台風の雨雲が少し北へ向きを変える可能性があります。

台風は、「太平洋高気圧」の縁を回ったり、偏西風に流されたりすることでの進行方向が変わりますが、今回は、九州まで覆っていた太平洋高気圧の勢力が弱まるため、速度を落とし、進行方向がかわ。る可能性があります。

現段階の予想では、九州から離れて東シナ海を北上する可能性が高く、この場合には、熊本などが暴風域(風速25m以上)に入る可能性は低いとみられますが、

強風域(風速15m以上)には入る恐れがあり、以下の影響が心配されます。
①台風の強風や高波
②九州山地を越えて流れ込んだ「雨」の影響で、熊本などの被災地で土砂災害
③九州山地の風下に当たる熊本などの被災地で、「フェーン現象」による猛暑

今後の情報に注意が必要です。

また、被災地だけでなく、各地で「猛暑日(35℃以上)」が続出するおそれがあります。