爆破予告でジェットスター・ジャパン便が緊急着陸した影響で、滑走路が閉鎖されていた中部空港は、正午すぎに滑走路の運用が再開されました。爆発物は見つかりませんでした。

中部空港第1ターミナルでは、午後0時半頃、「ANA・JAL一部の便で搭乗手続きが再開」とのアナウンスがありました。

また、国際線の出発便にも影響が出ています。

3連休初日の中部空港は、滑走路一時閉鎖の影響で混雑しています。上空からの映像では、爆発物処理班が出動し、乗客の荷物を全て確認している様子がわかります。その後、爆発物は見つからなかったと発表されました。

7日午前6時18分頃、成田空港の施設に「ジェットスター501便に爆弾を仕掛ける」と電話があり、成田から福岡に向かっていたジェットスター501便は、午前7時半ごろ、中部空港に緊急着陸しました。乗客は、緊急脱出用のスライダーを使って、機体の外に出ました。

中部空港によりますと、緊急脱出時に乗客5人がけがをしましたが、救急搬送はしていないということです。