「樹木の育つ環境がかなり厳しい」
木の健康の専門家、樹木医の前田隆司さんは、都心部の大きな街路樹そのものに無理があると言います。
(樹木医 前田隆司さん)
「樹木の育つ環境がかなり厳しい。1本あたりの土の面積が、非常に狭いことが最大の問題。これだけの面積で、木が育つだけの水分を受けたいと思っても、ほぼ不可能に近い」
「植樹枡」と呼ばれる土台の部分の小ささ。限られた範囲にしか根を張れず、十分に成長できないため、強風で倒れることにも繋がるのです。

(前田さん)
「この木であれば、最低でも5メートル四方くらいは必要」
今回、久屋大通で倒れたケヤキは樹齢30年ほどですが、本来ケヤキは300年以上生きる樹木。「街路樹」という環境が、木の寿命を削っている可能性があるのです。
(前田さん)
Q.植える時に想定できなかった?
「多分、当時は想定していなかった。昭和の時代は、植物に対しての認識が甘かったと思う。植物を生き物として捉えていなかったと思う」










