名古屋証券取引所でことし最後の取引を終え、一年を締めくくる大納会が開かれました。

名古屋証券取引所で開かれたた大納会で、竹田正樹社長は「各国の中央銀行の利上げの動きを巡って、株式市場が一喜一憂した一年だった」と振り返りました。また今後の東海地方の経済については、「インバウンドの回復などでサービス業を中心に改善が見込まれ、製造業も半導体不足の緩和が進み、自動車関連を中心に回復に向かうことが期待される」と話しました。
ことしは、ロシアのウクライナへの軍事侵攻による、世界経済への影響の懸念などから、日経平均株価が下落。また今月、日銀による長期金利の変動幅拡大を受けて急落していて、きょうの終値は2万6094円50銭で、去年と比べ約2700円値下がりし、終値が始値を4年ぶりに下回りました。