「裏には間違いなく“トクリュウ”がいる」…対面取材に応じた密売人が記者に語った実態とは
臆面もなく違法性を認める男。一体何を考え、犯罪を繰り返しているのか…
その後もメッセージのやり取りを重ね、私たちは男から直接話を聞くことができました。

(記者)「何を扱っている?」
(密売人)「睡眠導入剤、○○と○○です(※いずれも処方箋が必要な医薬品)」
(記者)「違法と認識しながらやっている?」
(密売人)「はい」

密売を始めたきっかけは…
(密売人)
「(友人が)オーバードーズに悩んでいて、仕事もままならない、どこも処方してくれない、高くてもいいからどこかないかと、たまたまぼくが間に立って買ったのが一番最初」
その後、SNSで仕入れたものをSNSで転売するようになったといいます。

対面での取材に堂々と受け答えをする男ですが、“取引”をする際は常に罪悪感に苛まれていると話します。
(密売人)
「薬を販売する投稿をした時点で、矛盾してる答えにはなるんですけど、引け目を感じている。販売した後はもう罪悪感っていうか。それ以外ないですね」
(記者)「では何故販売する?」
(密売人)
「なので、もうこれ以上はもうやめた方がいいと。これからちょっと一歩先行っちゃったら、自分も何も気にしないで販売するような人間になっちゃうのかなと思ったので、(記者から連絡が来て)いい機会だと思って」
(記者)
「実際に若者が何人も救急搬送されていて、そういう現状に加担しているともいえるのでは?」
(密売人)
「言えます。断言できます。もう販売した後は罪悪感ですよね。なのでもうこれ以上はやめた方がいいと」

生活費を稼ぐため、これまで数万円を売り上げ、すでに密売からは足を洗ったと話す男。「自分は氷山の一角」だといいます。
(記者)「組織でやっている人がいる?」
(密売人)
「いますね、十中八九いないとおかしいですね。聞くところによれば、直接やり取りを対応する人、薬を在庫として置いている人、発送する人、口座を確認する人、だから一番上の人は何をしているのか分からないですよね。“トクリュウ”ですよね」














