「解散しようとした時期があった」

5年連続紅白歌合戦出場を決めるなど順風満帆だったかに見えた純烈でしたが、小田井さんは「純烈が一回解散しようとした時期があった」と打ち明けます。

今から7~8年前、どんな活動をしてもうまくいかない時期があったそうで、事務所を移ったり、メンバー間での話し合いでなんとかここまでやってこられたと話しました。
土下座をさせられた過去もあった…
「ムード歌謡」一筋で、健康センターやスーパー銭湯などどこへでも駆けつけ、「純烈」として歌い続けてきた小田井さん。
8年前、CBCテレビのバラエティ番組「ノブナガ」に出演した際の衝撃映像が残っていました。

「仕事先がキャバレーとかで、チップを投げつけられたり、土下座をさせられた過去があった。ビシッと言えるキャラはないかと思って“オネエキャラ”を始めた」と振り返ります。
その徹底ぶりは、ステージだけでなく、行き返りの私服まで“オネエキャラ”を貫き通すほどだったそうです。

大晦日の紅白で卒業 ファンに今“伝えたいこと”は…
苦労が続いた下積み時代。
それでも地道に活動を続け…、2018年、結成当初からの夢だった「紅白歌合戦」に初出場。その名は全国に、一気に知れ渡りました。

3日後に迫る5回目の「紅白」をもって純烈を卒業する小田井さん。
今、ファンに伝えたいことは…

「純烈をやったことでファンの人の人生に関われてうれしいし、15年間本当にありがとうございました。
引き続き2023年以降の新しい「純烈」も応援して欲しいし、そのついででいいので僕も応援して。さらにそのついででいいので永岡さんのことも応援して!」

12月30日の日本レコード大賞に、大みそかの紅白歌合戦。純烈・小田井涼平は、どのような最後を見せてくれるのでしょうか。