名古屋市中区。大須商店街の一角にあるのは、縁結びの神様「大物主神(おおものぬしのかみ)」を祀(まつ)る「三輪神社」。
(記者)
「こちらの神社には境内のあちこちに来年の干支、うさぎの像が置かれています」
境内は「大物主神」のお使い、来年の干支の「うさぎ」であふれています。記者が数えただけでもその数およそ50匹。中でも。
(三輪神社 平尾晴美宮司)
「このなでうさぎは『福兎』といって、なでると痛みが取れたり、幸せをもらえるといううさぎ」
9年前に設置されたこちらの なでうさぎは、なでるだけで御利益がある、とのこと。まさに“うさぎづくし”の神社で、うさぎ年への期待感も相当高いようです。
(三輪神社 平尾晴美宮司)
「バスツアーの連絡が入ったり、県外からも問い合わせが多くあるので、たくさんの人が来るのではと思う」
しかし、肝心なのはここでも「感染防止対策」。「なでうさぎ」もなでるのを禁止しようという話も出ましたが…
(三輪神社 平尾晴美宮司)
「『触らないで』と言うのは心苦しい。皆さんのお気持ちで、今まで通りなでてもらうことに」
「なでうさぎ」をなでた後はきちんと手を洗うなど、参拝客それぞれが対策して、うさぎ年の初詣を楽しんでほしいとのことでした。