岐阜県美濃加茂市(みのかもし)は男性の育休取得を促すための「シン・イクボス宣言」を発表。市長は県内の自治体トップで初の育休を取得します。


「イクボス」とは育児を支援する上司を意味する造語で、「シン・イクボス宣言」は、ことし10月の法律改正で男性版の産休制度=「産後パパ育休」が始まったことを受け、職員の取得を促そうと行われました。


美濃加茂市役所では育休取得率が女性職員は100%に対して男性職員は去年2割程度で、宣言では「産後パパ育休」の取得率100%などの数値目標を設定しています。

(美濃加茂市 藤井浩人(ふじい・ひろと)市長)
「『シン・イクボス宣言』をすることで美濃加茂市全体が子育てに優しく、全ての方々にとって働きやすい街となるように」

また24日、第三子が誕生した藤井浩人市長は、県内の自治体トップでは初となる育休の取得を発表。あわせて6日間を複数回に分けて取得する予定です。