愛知県内で、2機目となるドクターヘリが配備されることになりました。

愛知県によりますと、県内では2002年から長久手市の愛知医科大学病院で、ドクターヘリを運用していますが、年間およそ500件の出動要請のうち、およそ50件が出動中などで対応できておらず、南海トラフ巨大地震への備えとしても、1機では不十分だとする声が上がっていました。

愛知県の大村秀章知事は26日の会見で、厚生労働省の補助金を使い、来年度中にも豊明市の藤田医科大学病院に、県内2機目となるドクターヘリを配備すると明らかにしました。

現在よりも大型の機体を導入し、これまでは難しかった医療機器を装着した患者の搬送も可能です。

県内の他、岐阜県や三重県などからの出動要請にも対応したいとしています。