強い寒気の影響で19日朝の名古屋では気温が氷点下2℃まで下がった他、岐阜県山間部では大雪になっています。

上空の寒気や放射冷却の影響で19日朝は各地で、この冬一番の冷え込みになりました。名古屋市の最低気温は氷点下2℃と今シーズン初めて0℃を下回る冬日になった他、0.6℃まで下がった三重県津市では平年より4日遅い初氷を観測しました。

(街頭インタビュー)
「エアコンをつけていないので(朝起きた時)凍えるくらい寒かった」
「ダウンが暖かいので絶対に着るようにしている」
「手に持っているのは(カップ入りの)ホットコーヒー。(外を)歩くので駐車場までと思って買いました」

寒気は週末から一気に強まり、岐阜県の白川郷では先週(16日)まで少なかった合掌造りの屋根の雪が、19日朝は一面真っ白に。積雪は午後3時に白川村で52センチ、郡上市長滝で62センチを観測するなど、岐阜県山間部は、週末からきょうにかけて一気に雪の量が増えました。

強い寒気はクリスマス前にも流れこみ、山間部は大雪の恐れ、平野部でも雪の降る所がある見込みで、積雪や路面の凍結による、交通の乱れなどに、注意が必要です。