全座席へのコンセント設置や荷棚スペースの拡大

沿線の車窓を楽しめるようにと、両先頭車には前面展望が取り入れられるほか、全座席へのコンセント設置や荷棚スペースの拡大など、利便性の向上も図られるということです。

このほか、高速でカーブを走行するため、ジャイロセンサーを導入してカーブの位置を正確に検知する「次世代振子制御技術」を採用しています。これにより、従来の振り子式車両で課題となっていた乗り心地の向上を目指すとしています。

(提供:JR東海)

新型特急「385系」の量産先行車は、2026年の春頃に完成し走行試験を開始する予定で、量産車については2029年度頃の営業開始を目指しています。