(名古屋鉄道 髙﨑裕樹社長・12月12日)
「人材確保難のため計画に対応する施工体制の構築が困難である」
12月12日(金)、突如開かれた緊急会見で語られたのは、名古屋鉄道が名鉄名古屋駅周辺で8800億円を投じる再開発計画について。2026年度の解体着工を「未定」とした他、その先のスケジュールが見直されることになったのです。

名鉄は当初、名古屋駅周辺に高さ約170メートルのビル2棟を建設し、商業施設や外資系高級ホテルが入居する予定だとしていました。その開発工事については…
(髙﨑社長)
「電車を動かしながら行う非常に難しい工事。相当技術レベルが高くないと出来ない」
公共交通機関を維持しながらの都市開発の難しさ。髙﨑社長は、施工候補のゼネコングループから突如、入札辞退の申し出があったとしました。その際、建設費や人件費の高騰などから、工事費用が当初の見積もりから倍に膨らんだことが示されたということです。











