ワクチン接種したほうが“感染しやすい”と読み取れるデータも
(名古屋大学・小島勢二名誉教授)
「4月11日からは(未接種者と2回目接種済みでは)感染予防効果が変わらないという話になってしまった。例えば、40代、60代、70代だとワクチンを接種した方が感染が起こりやすいということになった」
修正後のグラフでは、ワクチンを打たずに感染した人の数が減って、2回目接種済みの人と同じくらいになっています。
年代によっては、2回目接種済みの人のほうが、未接種の人よりも多くなっています。
そして、この修正によって「接種歴不明」の人の割合が20%近くも増えました。
CBCテレビの取材に対し、厚生労働省は「意図的な分類ではなかった」と答えましたが、結果的にこれまでワクチンの効果を高く印象づけていたことになります。










